恋 とは



「出会えた人としか恋はできないんだよ」


私が大好きなドラマ”失恋ショコラティエ”に出てくるセリフ。そういえば加藤さん出演してましたね(笑)石原さとみちゃんも水川あさみちゃんも有村架純ちゃんも水原希子ちゃんも、みーんな天使のようにかわいかった!本当に大好きなドラマ。まあそんなことは置いておいて、このセリフ。ぐっさぐっさ私のハートをえぐります。

私の好きな人はアイドル。私はいわゆるリアコ拗らせてる系オタクです。だけどまず”オタク”て言葉に違和感を感じてしまう。だって、好きな人なのに。たとえば、ある友達は同じクラスの男の子に恋してる。また別のある友達はバイト先の先輩に恋してる。私にとって祐也くんへの想いはそれと一緒。「〇〇ちゃんは同じクラスの××くんおかタクなんだ」なんて言います?言わないっしょ。おかしくない?なのにどうして、私はひとえにおタク扱いされなきゃいけないのか、どうして「現実をみろ」だの言われなきゃいけないのか。祐也くんだって人間だよ、現実だよ。そう思う。だけどわかってる、みんなが言いたいのはそういうことじゃない。

ここで一番最初のセリフに戻るのですが、私はたしかに祐也くんに恋してる、恋愛感情をもっている。だけど、じゃあ、私と祐也くんは、”出会った”と言えるのか。年齢も10以上離れてる、出身地だって違う、趣味や好みが同じわけでもない。もしも祐也くんがアイドルじゃなかったら、私は絶対に祐也くんの存在を知らなかった。だって私が一番最初に見た貴方の姿はテレビの中だったんだもん。その日から6年近く経った今でも、向こうは私の存在を知らなくて。こんなに好きなのに、届かないことが、歯がゆくて、もどかしくて、切なくて。あ〜なんで私はアイドルを好きになっちゃったんだろう。だけどもし貴方がアイドルじゃなかったら私は貴方を見つけることも恋をすることもできなかった。この矛盾はたぶん私の中で永遠に解決しないものだけど。

もともと交わることのなかった私と祐也くんだから、これから先も私はきっと、ただの1ファンとして影ながら祐也くんを応援していくんだろうけど。だけど、いつか、1回でいいから、ライブのうちわとか、ファンレターとかお便りとか、そんなものじゃなくて、自分の声で「だいすきです」て伝えたい。1人の人間として、手越祐也を好きなんだってことを伝えたい。叶うといいな。